日本でiTMSが始まったのがいつだったか,もう忘れたけど,iTMSで曲を探すよりさ,なんかファイル共有ソフトで探した方が自分に合う曲がみつかるよね。iTMSでも探せるだろうって? まだそんなのを信じてる人間なんて,もういないだろうに。
quote:全米レコード協会(RIAA)は,それまでコンピュータを持っていなかったと主張するニューヨークの介護者を含む750人に,あなた方は海賊であると訴えの令状を出した。訴えられたマリー・リンドーさんは,ニューヨーク東部地方裁判所に訴訟を棄却するよう依頼した。
笑い話のひとつとして,RIAAはなかなかの大活躍ぶりをみせているようだ。いったいどういう手順を踏むとコンピュータを持っていない人をファイル共有の利用者として訴えられるのかはわからないが,まぁわたしの隣にいる人のことではないので,なにが正しくてなにが間違っているかはわからない。ただ問題はとんでもない数の人を訴えるという戦法に出たRIAAが,それによって効果を得られたかどうかということだ。
米国のファイル共有の利用者数は,2003年8月が約263万人だったのが2006年1月には約698万人(p2pnet.netの記事)。順調に利用者は増え続けている,というのが実際のようだ。日本のようにソフトの作者を捕まえてなんとかなると思っているのも,みていると負けぬ笑い話に思えるのだが,米国では笑いたくても笑えない状況がしっかりとできてきているんだろう。そも,日本はよりそうだろうけど,一方通行の主張で激しくまずい飯しか出さない料理屋に行き続けていた人たちの方がおかしかったと(WIRED NEWSの記事),いろいろとわかってきていることも多いようだが。
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